画題【鏡餅の文鳥さん】
これは白文鳥を鏡餅にしている場面です。
白い生物をペットにしている人は、ミカン乗っけて「鏡餅」にして遊びたくなりますね・・・。
頭にミカンやいろんな物を何回乗っけられても微動だにしない白っぽい猫の「のせ猫」として有名なシロちゃんが話題になり人気者ですからね・・・。
残念なことに2020年に虹の橋に渡ったシロちゃんですが、今でも印象に残ります。
白文鳥は、和の行事にピッタシな事もあって、お正月、「鏡餅」にして楽しみたくなりますね。
1月11日は「鏡開き」
鏡餅と文鳥を描いたのも1月11日が「鏡開き」だからです。
「鏡開き」は、1月11日なのは、基本的に関東の習慣です。東京が首都なので、「鏡開き」は基本的に11日が広く知れ渡っています。
お正月とされる松の内は、関東では7日で、松の内が過ぎて数日経過の11日に「鏡開き」をしているという事です。
西日本では松の内(正月とみなす期間)が15日までなので、正月最後の15日(小正月)か・・・
完全に松の内が終わった後の20日に「鏡開き」をします。 京都など一部では「鏡開き」は、4日と早いです。
江戸初期までは、「鏡開き」は20日ですが、徳川3代将軍の月命日の20日を避け20日から11日になったのです。
20日なところは、かなり古い時代の習慣が残っていそうです。
・・・20日となると、本物の餅を使用していたら、カビだらけな気はします・・・(^^;。
文鳥さん・・・
【白文鳥】
鏡餅の文鳥は、この写真を主に見本にし描きました。↓
【白文鳥と並文鳥】
並文鳥がノーマルな文鳥・・・。この写真の文鳥さん達はぽっちゃりしてますね・・・。
おまけ-ラフ-コピー紙-鏡餅の文鳥さん
文鳥を何とか描けた気がするのは、今回の本番の絵だけ・・・
このラフの段階ではクチバシ大き目な以外、色がついていない事もあるけど、文鳥らしさが・・・ほとんどないように思います。
文鳥がなかなか描けないです。
まったくのリアルなら描けたのですが、微妙にデフォルメした感じにはしにくかったのですね・・・。
文鳥を描くコツ
文鳥は、普通の小鳥よりクチバシが大き過ぎるような感じとかがアレンジをしにくい要因でした。
顔のほとんどがクチバシな気がしました。
他の鳥や目の大きいフクロウなどを描くみたいに目を大きくしようとすると、バランスが文鳥に見えなくなります。
目はサイドに寄らせて大きくなり過ぎないようにしました。ラフでは丸くしてますが、正面から文鳥を見た場合縦長で、やや吊り目ですね。
又、おでこが三角っぽく出張っている感じが文鳥の特徴とも思いました。インコとかにもその傾向はあるけど、文鳥の方が際立っています。
本番のカラーではおでこを少し出張っている感じにしたつもりです。
【文鳥のイラスト-赤ペンの自己添削】