昭和の手芸本「ふたりのスポーツグッズ」ポケット付きキルティング帽子を作ってみました‼

昭和の手芸本「ふたりのスポーツグッズ」ポケット付きキルティング帽子

01-ふたりのスポーツグッズに掲載の帽子を作る_20231220_112401昭和の手芸本のポケット付きキルティング帽子です。

昭和58年の雄鶏社の手芸本。
『コットン手づくりでキメる ふたりのスポーツグッズ』に載っている帽子。

40頁の作品番号84番の帽子を作りました。

キルティングの帽子にポケットが付いているのが面白いので「レトロ手芸クラブ」で作る事にしました。

「レトロ手芸クラブ」とは・・・

「レトロ手芸クラブ」とは、昭和の手芸本に載っている作品を作るクラブ

私はクラブで、手芸を教わってます。
単に手芸するだけでなく昭和トークで盛り上がるクラブが「レトロ手芸クラブ」です。

手芸より昭和を楽しむ事が大事です。

 

作品番号84番の帽子の魅力

キルティングの帽子って市販で売られているのを見た事ないです。
ネットで検索かければ出てきても、実際に見た事ないので珍しいです。
市販にあんまりないので、キルティングの帽子だといかにも手作りという感じになるのが魅力です。

それに帽子にポケットって見た事がほぼ無いと思いませんか‼
このポケットに何を入れるか考えるだけでも面白いです…(^_-)-☆

ポケット使用例『名刺』

ポケット使用例として、私は名刺でも入れて、帽子から名刺をサッと出したらオシャレです。
ビジネスの現場でホッコリしませんかね。ポケットから名刺とはユニークです。
その後の交渉がスムーズに行く効果もありそうです…(*'ω'*)

 

ポケット使用例『喫煙具』

昭和らしさ№1のポケット使用方法はタバコやライターを入れておく事です。

昭和の時代は、ほとんどの所でタバコがOKだったのです。
しかし令和では帽子のポケットからタバコを出して吸ったら苦い顔されるでしょうか…💦

昭和ならスマートなタバコの収納方法になりそうですが…。
喫煙者を締め出す勢いの現在だと、どうでしょうね。

でも昭和気分を味わうなら、タバコを入れるのがおススメ…!(^^)!

 

ポケット使用例『ガム』

昭和と言えば、板ガムです。
現在は、板ガムよりも糖衣錠タイプのガムの方が多い気がします。
又、ガムそのものが人気が落ちて、グミというお菓子が人気を博しております。
ガムの種類も数を減らしてます。

そんな今では、板ガムは”昭和レトロ”な存在になっています‼

昭和の手芸本に載っていた帽子には板ガムがピッタシです‼
昭和の頃からあるロッテの梅ガムやペンギン柄のクールミントガムなどを入れてみるといいと思います。

 

ポケット付きキルティング帽子

実際に私がクラブで作ったポケット付きキルティング帽子をは以下の2点です。

見本とだい違うカラーリングですが、昭和っぽさを自分なりに意識したカラーです。

 

①作目『赤と紫と白いテープの帽子 紫の無地のポケット付き』

令和や平成なら白いテープを使わず紫の濃い色や藍色を使いそうです。
正反対のぱきっと白を使うところが昭和配色だと思っています。

 

②作目『赤と紫と虹のテープの帽子 カタツムリのポケット付き』

②作目は、虹のテープとかを使い、ややスポーティーなデザインになりました。

ポケットのカタツムリの配色は昭和の頃、スポーツ服として流行っていたアーノルドパーマーという傘のデザインのブランドに似てると思うので、昭和らしさ満点だと思うのです。

アップリケのカタツムリの図案は、昭和っぽい図案集として有名な「野ばら社」の図案集から取りました。

令和の現在でも新刊として購入可能な昭和のイラスト満載の「野ばら社」の図案集からアップリケの図案を選んで、完璧に昭和っぽい筈です。

同じ型の帽子を2点作る事になった理由。

当初は1点だけのつもりだったのです。

2点作ったのは、1点目のサイズがキュウキュウで小さかったからです。

しかし、残念な事に型紙を拡大コピーして作り直した2点目もサイズが小さかったです…Σ(゚д゚lll)ガーン

昭和の本では、頭囲58cmとありますが、実際の仕上がりは、もっと小さくなります。
実はキルティングの厚みのせいで、型紙の仕上がり寸法より大幅に縮まります。

2作目は103%拡大して作成しましたが、それでも小さかったです。
1作目よりかはいいけど、ややキツイです。

どうも95%前後縮小されて仕上がるようです。
型紙60cmなら実際の仕上がりが57・3cmでした。2.7cmほど縮んでしまってます。
今度、昭和の本の帽子を作る時は思い切って107%拡大にしてみようと考えています。
2作目の103%拡大では小さかったけど、107%なら、ちょうどいいくらいになりそうです。もしかして107%でも小さいと言う事はないですよね…(^^;。

自分の家の帽子の内径図ると、ほとんどの帽子は60cm超えです。髪の毛とかもあるし、61cmぐらいの方が自分に合いそうです。

型紙の拡大率と仕上がり予測頭囲

⚫︎105%拡大⚫︎型紙の頭囲63cm ⚫︎出来上がり予測頭囲59.85cm
⚫︎106%拡大⚫︎型紙の頭囲63.6cm ⚫︎出来上がり予測頭囲60.42cm
⚫︎107%拡大⚫︎型紙の頭囲64.2cm⚫︎出来上がり予測頭囲60.99cm

「出来上がり予測頭囲」は、型紙のサイズより95%縮小されると考えた予測値です。

 

型紙・作り方 作品番号84番-帽子

最初、型紙見た時、小さいと言う印象はうけたものの、「わ」の部分で半分の掲載だから小さいのかもしれないと思い直しました。
でも、最初に受けた印象が当たりでした。この型紙、ある程度、拡大コピーしないと使えなさそうです。

帽子の絵より右に※「頭まわり58cm」と記載してある。型紙の仕上がり寸法が58cmになっていて、実際に作るとキルティングの厚みで内径が狭まります。拡大コピーして使うのが推奨です。 昭和58年の雄鶏社 『コットン手づくりでキメる ふたりのスポーツグッズ』43頁

 

作り方がだいぶハショリがちで、現在の本に比べたら、不親切です。 この時代は裁縫出来る人が多いので、こういう説明でも分かる人が多いんですね。昭和58年の雄鶏社 『コットン手づくりでキメる ふたりのスポーツグッズ』42頁

 


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