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4月29日は昭和の日
4月29日は『昭和の日』
2025年は昭和で言えば、昭和100年の記念すべき『昭和の日』です。
私は、昭和当時のレシピ本や手芸本のコレクションを何冊か持っております・・・・・・。
その中から、今回は、昭和に刊行されたクロス・ステッチの本や雑誌のコレクションを紹介します。
今のところ9冊ほど、昭和のクロス・ステッチ本を持ってます。そのうちの半分は雄鶏社から刊行した物のようです。
雄鶏社のクロスステッチ本。
雄鶏社から『手芸教室』という名で69’-5月とか色んな年の色んな月のが刊行されており、この2つの本は雑誌に近い感じもします。
『手芸教室クロス・ステッチ作品と図案』雄鶏社 昭和44年5月1日発行
『手芸教室クロス・ステッチ スェーデン刺しゅう』雄鶏社 昭和43年5月1日初版 昭和45年10月30日6版
下の画像の青っぽい表紙の『暮らしを彩るクロス・ステッチ』や『クロス・ステッチ松ぼっくりの会作品集』も雄鶏社ですが、上の画像の『手芸教室』のように連続的なシリーズでは無さそうです。
『暮らしを彩るクロス・ステッチ』雄鶏社 昭和43年5月20日発行
『クロス・ステッチ松ぼっくりの会作品集』雄鶏社 昭和45年5月20日初版 昭和50年6月30日10版
『クロス・ステッチ作品と図案集 イルゼ・ブラッシ著』雄鶏社刊 昭和36年7月10日初版 昭和37年5月1日再販。
『クロス・ステッチ作品と図案集 イルゼ・ブラッシ著』は、かなり古いです。昭和36年が初版。
尚、イルゼ・ブラッシさんの著作は人気があり、何回も再販します。
この猫ちゃんのガマ口財布のオシャレなデザイン。図案使用例としては、水筒ケースもありますね。
アリンコの図柄もキュートですね。これは、洋服とかにしてもいいですね。
その他のクロスステッチ本。
婦女界出版社『クロスステッチ』昭和39年10月10日発行。
「クロス」と「ステッチ」の題字がクロスするように重なっているデザインがいいですね~!(^^)!
写真の↑女性の服装や髪型から判断すると、昭和30年代の半ばくらいか、もっと前かと思いきや、昭和39年で、40年代寄りでした。手芸本は当時の流行と全く同じというより、やや遅れているのかもしれないです。
『ヴォーグ刺しゅう図案集クロス・ステッチ』1989年12月10日
刊行は平成ですが、昭和から存在した本です。
”創業35周年記念・35冊”とあり、ヴォーグ社の創業者35周年なので、特に皆から人気のあった本をセレクトして刊行したものです。
このヴォーグ社の鳥さんの図案など、とても刺繍しやすいし、可愛いです。
今、作っている帽子の図案に選びました。
『たのしい手芸14 クロス・ステッチ』婦人画報社 昭和46年5月1日再版発行 初版の刊行年不明。
表紙の青いハートのクッション↑が派手で可愛いです。
作品番号26番「パンかご敷き」↓クロス・ステッチの刺繍のパンかご敷きに直接、パンは置けないですよね。
せっかく刺繍したのにパンの油分がついて汚れます。又、パンは食べ物なので、清潔かも疑問です・・・(;^_^A
しかし、この作品番号26番「パンかご敷き」は、人気なのか、この本の前の持ち主が作ったのは、おそらく「パンかご敷き」です。鉛筆で、刺繍糸に関するメモが残っていました。
『方眼図案の手藝 松垣静子・著』常磐手藝研究所 昭和24年10月1日発行
戦後からたった4年です。方眼図案とはおそらくクロス・ステッチの図案ですね。
未だ横文字に馴染みがないとはいえ、同じ時代に刊行された別の本はクロス・ステッチと言ってます。
アリンコの図柄は、結構可愛いですね。
完成した刺繍など作品の写真は無く図案だけ。しかも白黒で陰気な感じです。
現在のカラーの本に慣れていると、辛いものがあります。